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子育て:しつけは悪い言葉ではない

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今回はライフハウスチャーチのファミリーを担当する牧師として7年仕えている古賀登さんとトニーさんにインタビューをしました。2人には8歳の息子と6歳の娘がいて、神様の知恵を通して結婚と子育てについて多くのご夫婦をサポートすることに情熱を注いでいます。

「しつけ」という言葉は、それぞれの様々な経験や信じていることを基に、いろんな捉え方があると思います。
お二人は親として成長していく中で、この言葉をご家庭でどのように捉えていますか?

私たちは両方とも愛もあり、厳しさもある家庭で育って来ました。そのため、子どもとしてしつけを受けるのは好きではありませんでしたが、それが愛によるものであるというのこともわかっていました。
だからこそ、私たちが親になった時も、しつけも子育ての必要な要素だと理解していました。
頭では、しつけは罰だと考えることが多いかもしれませんが、言うことを聞かないことに対しての「結果」もしつけの一つだということを学びました。
叱る際の前後も、実はそのプロセスと同じぐらい重要なんです。
しつけというのは究極的に言うと、期待していることと、境界線についてコミュニケーションを取る事です。
イライラしたり怒りながらするのではなく、愛を持って行うようになると、子どもたちも聞くようになってきて、それに伴い結果的に叱ることが減っていくんだと思います。

叱る際の前後も大事だと言っていましたね。古賀家ではどんな感じですか?

物事に対する正しい期待値と境界線を設定する事ですね。例えば、「ペンは壁に書くものではなく、紙に書くもの。壁に書いちゃったら、遊ぶのをやめてタイムアウト(もしくは適切だったかと理解出来る方法)を取る」とか。
もし言うことを聞かない場合には、最後の注意をします。子どもたちに私たちが言ったことをよく繰り返させると、お互いの間に混乱することはありません。それでも聞かない場合には「さっきこれをしたら何をするって言ったっけ?」と問いかけて、子どもたちに答えさせ、そこで結果として、最初にその子に伝えたしつけをします。もし怒ってしまったら、まずは自分が冷静になる必要があります。怒りに任せてしつけをして良いことは絶対にありません。愛がないしつけをしたら、子どもを傷つけてしまうかもしれません。常に矛盾のなく、お父さんとお母さんは常に真実を言っているということ、そして、たとえ与えたくなくても、子どもが何か悪いことをしたら、言ったことをするということを学びます。
しつけの後は、子どもには謝らせるチャンスを与えて、必ず赦して愛していると伝えます。その後またどこかいく前に一緒に祈ります。親として良い雰囲気に戻す役割もあるし、どんなことがあっても愛していて、赦されているということを伝えなければいけません。大体はギュっとハグをしたりしてますね。

そのプロセスって時間かかりませんか?

かかりますね。だけど、それが親の役割だと思います。時間をかけて正しいことをすることで、子どもたちもより早く学べて、将来的には結果としてのしつけを与える前から言うことを聞くようになります。 これこそしつけの本来のゴールですね!

子どもをしつける上で鍵としている聖書箇所はありますか?

たくさんありますよ!その中でも親としての役割が書かれていて、またその報いについて書かれてる「子どもの時に正しい生き方を教えておけば、 年をとってからも変わりません。」箴言22:6 (JLB)が一番好きな箇所です。

聖書の中で子育てに繋がる箇所ってたくさんありますが、親として誰もが通る感情や気持ち、そして葛藤についても書かれているんです。忍耐をすることや怒りをコントロールすること、赦すこともそうですし、元気づける言葉を語ることや、喜び、平安を持ち一致団結することも。互いに愛し合い、尊敬することの大切さ、苦難を乗り越える方法など、本当にたくさんあります。私たちは聖書の言葉を毎日少しずつ読むジャーナルにコミットをしています。神様が常に語りかけてくれて、私たちが自覚する前に必要な事を言ってくれます。

子育てに関して、神様の知恵とこの世の知恵に違いはありますか?

あると思っています。最近では世の中だとしつけに反対する意見が増えてきていますね。しつけは悪いもので子どもを傷つけてしまうので、本当に愛しているのなら好きなことを自由にやらせればいいと。
神様のやり方は子どもたちを愛で導いて、正しいしつけをすることで、子どもたちが知恵と自信の中で成長し、それが結果的に神様が創ってくれた本来の姿になるために必要な道にのせてくれます。
私たちにとって、これはすべて愛です!

昔に書かれた聖書が現代の子育てに効果があると思いますか?

もちろん!昔と今も変わらず、聖書は子育てに関する全ての知恵が詰まった本です。
何か家電を新しく買うと、まず説明書を見ますよね。
神様が私たちを創ってくれました。そして子どもたちを創ったんです。
神様が「家族」を創り、一人一人の役割を理解している、だからこそ神様の知恵や教えが詰まった聖書を読みます。

毎回、親として上手にしつけをしていると思いますか?
なかなか上手くしつけが出来ないと感じている方たちにアドバイスもお願いします。

もちろん出来ていません!私たちは完璧じゃないし、毎回うまく出来たと感じる親はいないと思います。神様の助けがあるからこそできるんです。
心の中でベストを尽くすという決断をして、うまくいかなかった時は謝るべきところは謝って、自分を赦して、ミスから学びましょう。
神様はあなたを愛していて、あなたの親としての旅路に恵みを与えたいと思っています。
神様は大事な子どもをあなたに授けて、親として選んだことを間違いだなんて少しも思っていません。
神様は私たちだけで頑張らせるのではなく、必要な力、愛と知恵をすべて与えてくれます。

しつけは期待することと、それに伴う結果について、コミュニケーションを取ること。
しつけは間違った行動に対しての怒りの反応ではない。

私たちの主任牧師、ロド&ヴィヴ・プラマー牧師が育児について最高な本を書いてくれたので、ライフハウスチャーチにあるリソーステーブルや、ホームページから是非ご確認ください!


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古賀登のプロフィール・経歴
1980年6月生まれ。10年前にオーストラリア人の女性と結婚し、今では2児のパパ。職業は、教会の牧師。現在、ライフハウス東京という教会で、家族やパストラルケアの分野を担当している。年に何度か開催される結婚ワークショップや育児ワークショップには毎回多くの方が参加し、面白くてためになる人生のヒントを聖書から教えている。

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